あなたが最も関心を持つのは、あなた自身に関係のあることでしょ?
知らない人がなんだかよくわからない商品を売り込もうとしても「他をあたってくれ」って思うよね。
同様に、自分が売る立場になったとき、たとえば新規開拓で初対面の人に対して営業をするとき、自社が提供している商品やサービスも同じような受け止め方をされていると思ってください。
初対面の相手は、あなたの話を聞く体制にはなっていません。
では、どうすればいい?
買い手に対して「あなたに関係がある」と伝えないとね。
たとえば、相手が新しい企画をスタートさせることになっているとしたら、せっかく準備したのに誰も賛同してくれなかったなんて想像したくありませんよね。
そんなときは、商品メリットを訴求するトークを切り出すより、新規事業に不安を抱えている人が振り向きそうな切り口でアプローチしたほうがいい。
なぜなら人は自分に結びついたところから理解しようとするからです。
本題に入る前に聞く体制を作りましょう!
商品の売り込みはずーっとあとの話。
最初は相手が興味を持つかどうかで判断してくださいね。
そもそも実際に体験してみるまで商品の魅力なんて体感できないから、焦って売り込んでもかえって逆効果。
「他をあたってくれ」って思わせるだけですよ。
売り込むための訴求ポイントではなく、相手が関心を持ちそうなポイントを考えてくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
札幌/大通り公園
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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