なぜ、日本中にこれほど「桜の名所」があるのか?

その理由は、日本人が仕事でも遊びでも大切にする「スピード感」にあるのかもしれません。

ソメイヨシノは、他の桜に比べて成長がとにかく早い。

植えてから10年もすれば、立派なお花見スポットが出来上がります。

戦後、焼け野原になった日本。

「一日も早く街を緑にしたい」
「傷ついた人々の心を癒したい」

そんな当時の切実な願いに、ソメイヨシノの成長スピードがピタリとハマったのでしょう。

 

 

さらに、ソメイヨシノは接ぎ木で増やす「クローン」なので、量産しやすく、コスパも抜群です。

個体差がほとんどないので、同じ地域の桜が一斉に開花して満開になる。

べりぃ、べりぃーびゅーちふる!!!

パッと咲いて、パッと散る潔さ。

これも日本人の美意識にピッタンコ。

満開の時期が揃うから、お花見の計画も立てやすい。

何より、最高に「映え」ます。

 

 

ただ、今直面しているのが「一斉老朽化」という問題。

寿命を迎え、倒木のリスクも高まっています。

強風などで、次々と倒れてしまう可能性もあるそうです。

実際、近所の桜並木も半分以上が「ジンダイアケボノ」に植え替えられています。

あと何回見ることができるかな。

ソメイヨシノが作る、あの淡いピンク色の桜並木。

気づけばいつの間にか、景色が少し濃いピンクに塗り替わっていく。

そんな過渡期に、私たちは立ち会っているのかもしれませんね。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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