2014.06.01_04
葛西臨海水族園
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.

 

「いいモデルがいないね」
「しょうがないから、テキトーに撮っておこうか」
「あっ、待って。向こうからもう一匹くるよ」

いいですね。子どもたちは水中を飛び回るペリカンを狙ってコンパクトカメラでバンバン撮っていました。

自分で撮った写真を自宅で見直すと、その時の様子をリアルに思い出します。こういう体験を積み重ねて欲しいですね。

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見たもの、触れたもの、聞いたものなど、それぞれを思い出せるような写真を撮って、あとで調べて名前を覚えると、被写体に関する情報が集まりやすくなります。

ポイントは「名前を覚える」ことです。

撮影したときの自分の「体験」にも名前をつける。

たとえば「ペンギン事件」のような面白い名前をつけるのもいいですね。実際は些細な出来事かもしれませんが「ペンギン事件」なんて名前がついていると誰かに話したくなるかも。

体験に名前をつけると何が変わるのでしょうか?

あなたの頭の中にアンテナが立ちます。

「ペンギン事件」という名前が頭に入ると、不思議なものでペンギンに関することが気になりだす。アンテナが立つと、気になる度合いが変わります。どこにいてもペンギンに関するものが目に触れるとちょっと立ち止まって確かめたくなる。

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体験したことに名前をつけると情報が集まりやすくなります。

実際は集まってくるというよりも、アンテナが立つことで目に止まりやすくなるということなんですけどね。

新しいノウハウをマスターしようと思ったら、実際に試してみること。

試してみて、はじめて体験したことに名前を付けたことがありますか?

体験に名前を付けるとアンテナが立つから、いままで見過ごしていた情報が見えるようになります。新しい情報が追加されることで理解が深まる。

そして、入った情報は発信するといいですよ。

人に伝えるためには情報を整理したり加工したりすることになるので、記憶に定着しやすくなる。

体験したら、スマホで撮影して、名前をつけて、人に話す。

これってネーミングの訓練にもなるし、話材は豊富になるし、マーケティングを考える上でも参考になります。オススメの方法です。

 

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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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