大岡川沿いの散歩コースです。
見慣れた風景だからでしょうか、落ち着いて考えをまとめることができます。
世の中はドンドン便利になっていきますね。
自宅で本を買うのが当たり前になってしまった。
パソコンを買ったときも、自由に組み合わせを選べて、その場で見積がわかる。発注した商品が今現在どこにいるのかわかるし、指定した時間通りに自宅に届くし、購入後もベストのタイミングでフォローのメールが届く。
大手企業のIT化が進み、今ではあらゆる業界できめ細やかなサービスを受けていますが、それが普通になってしまった。
この時代に紙ベースでお客様の対応をしている企業なんて考えられませんよね。中小企業が新規市場を開拓しようとすると、どうしてもIT化は避けられないんです。
ここで問題になるのが、今の業務のどこからIT化するか、どの範囲をどのくらいの期間で進めていくのか。予算の問題もあるし、全てを一度に解決するにはハードルが高すぎます。
IT化しようと思っても、いざ導入となると、いったい何から手をつければいいのかわからなくなる。結局この部分が決まらないから先送りになってしまうんですよね。つまり、市場に参入しないまま淘汰されていく道を歩き続けることになる。
私はITの技術的なことはわかりませんが、ITの使い方ならわかる。なぜなら今は、商品やサービスを創り出し、顧客に届けるまでの一連の流れを設計するマーケティングと、それを実現するIT化を切り離して考えることはありえないからです。
今日もまた散歩しながら、クライアントの顧客接点のどの部分からIT化するか考えていました。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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