「この商品の店内POPはどうしたらいいだろう」
…… そう言われてもねえ。
私はプロのコピーライターではないし。
相談されれば提案はするけど、
ハズしたらゴメン、くらいの距離感。
とまあ、そんな感じで
POPを作ってみた。
すると …… 。
まぐれ当たりというのは、
こういう時に起きるんですね。
売り場に出したら、
な、なんと3.2倍。
それ以来、
「また相談に乗ってくれ」と
何度も頼まれるようになって、
そのたびに
アイデアを絞り出す日々。
結果が出ると面白くなるもので、
俄然、興味が湧いてきた。
コピーに関する本を
手当たり次第に読み漁りました。
でも …… 。
実際にやってみて一番大変なのは、
言葉をひねることじゃなかった。
情報集めです。
店長に話を聞いて、
ネットで調べて、
他社の商品をチェックして、
ときには実際に買ってみる。
……地味です。
しかも時間がかかる。
「才能がないとできない仕事だ」
そう思っていたけれど、
プロのコピーライターも
同じような作業を
ひたすら積み重ねていると知りました。
そして気づいたんです。
これ、
営業ツールを作るときと
ほとんど同じだな、と。
お客さんは何を考えているのか。
何に困っているのか。
何を望んでいるのか。
この商品は
それをどう解決するのか。
競合はどう動いているのか。
やっていることは、
ほぼ一緒。
コピーライターって、
ゼロから何かを生み出す、
特別な才能の仕事だと
思っていました。
でも実際は、
集めて、
並べて、
比べて、
選んで …… 。
だから私でも、できた。
…… まあ、
「一行ウン百万円」みたいな世界は
さっぱりわからないんだけどね。
そっちはたぶん、
才能の話なんだろうな。
こっちは
手数の話なんだよね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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