「吉見さん。カメラ、どれ買えばいいと思う?」
うわっ! 出た。
それは、私に聞いちゃダメですよ。
だって、3種類のコンパクトカメラと2種類の小型の一眼しか使ったことがないんだもの。
しかも、使っているレンズは単焦点の一本だけだし …… 。
今、市場にどれだけの機種が出回っているのか、数えたことはないけど。ネットで眺めた印象では、100種類くらいはありそうな気がする。
交換レンズは、その何倍だろうね。
二つのうちどちらかを選ぶなら、好みで決められるかもしれない。
でも、100種類の中から選ぶとなると …… 。
もう、それだけで立ち止まってしまう。
カメラが欲しい。
でも、漠然としている。
私にも、そういう時期がありました。
困ったことに、頭の中にあるのは遠い昔の記憶ばかり。
しかも入門機しか触ったことがない。
デジタルの世界のことなんて、正直さっぱりでした。
そうなると、判断基準と言われても、どこから手をつければいいのかわからない。
私がやったのは、機種選びをいったん脇に置くことでした。
先に「何を撮りたいのか」を考えたんです。
もう年も年だしね。
これから先を思うと、一人で楽しめる趣味を持っていたい。
体力のことを考えれば、軽いほうがいい。
じゃあ、私はどんな写真に心が動くんだろう。
あっちこっちの写真展に足を運びました。
ネットでも、山ほど写真を眺めました。
…… 手探りって、こういうことを言うんだろうね。
でも不思議なもので、たくさん見ていると、自分の好みが輪郭を持ちはじめる。
ああ、私はこんな写真が撮りたいのか。
そう思えたころには、外せない条件が自然と浮かび上がっていました。
そして今の機種にたどり着いたんです。
営業の仕事って、きっとここなんじゃないかなと思う。
お客さんは、とりあえず今のものを使っている。
でも、本当はどこか満たされていない。
だけど、どうすればいいのかは、うまく言葉にできない。
体験したことのない世界は、表現できない。
そのための語彙も持っていない。
もしかしたら、もっといい選択肢があるかもしれない。
でも、多すぎて選べない。
ここで営業は、ただ売る人なのかな。
…… ちょっと違うよね。
判断基準を一緒にほどいていく相談相手。
まだ見たことのない世界を、その人の言葉に翻訳する人。
そんな役割を求められている気がするんです。
営業って、ますます面白い仕事になってきた。
あっ!
だから私は、レンズが一本しか使いこなせていないのかもしれない。
まだ翻訳の途中だからね(> <)
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
──> https://www.facebook.com/yoshimi.norikazu
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを無視することがあります。
▼ 日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。
吉見 範一(よしみ のりかず)
最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 手ぶらで聞くな。切り抜きを持て。 - 2026年2月23日
- 売る前に、ほどく仕事 - 2026年2月23日
- 線は、歩いた分だけ深くなる - 2026年2月22日




