今回は営業担当者からよく受ける質問を取り上げたいと思います。 「古くからの付き合いがあるから変更する気はない」と言われた。きっぱりとこう断言されると取り付く島もないと思ってしまう担当者が多いのですが、簡単に…
売上予測は自社の都合だけで考えても意味がない
将来の売上予測。 これを決めるのはとても難しい。 中には容易に予測できる製品もあります。たとえば公益事業のように製品のレベルやトレンド(時代の大きな流れ)が安定していて競争がない場合、またはライバルがまった…
「売り上げがさがった」さて、どこから手をつける?
「また売り上げがさがった」社長の顔は暗かった。 目標と実績に差がありすぎる。 この状態が何か月も続いていました。 そこで理由を聞くと「たぶんこれが原因だと思う」という勘に頼った答えが返ってくる。 「そうです…
OEM の受注があるうちに次の手を打つ
OEM生産を外部に依頼する大手企業にしてみれば、生産ラインを増やすことなく、現状の売れ筋商品の製造体制を維持するためにも外部に依頼するメリットは大きい。 品質がよければ自社で作り続けなくてもいい。できること…
自社のブランドイメージを探るアンケートの作り方
「当社の〇〇(製品名)に対してどのようなイメージをお持ちですか?」 配られたアンケート用紙を見て「ブランドイメージを知りたいのかな?」と思った。 でもこの質問にどう答えていいのか迷った瞬間「面倒だな」と感じ…
新サービスを開発してもなぜ儲からないのか
ガッチガチに特許で守られた新製品でもない限り、あっという間にライバル企業に真似されてしまう。 セミナーに参加された経営者は、新しい企画の競争力の寿命がどんどん短くなっているとこぼしていました。 社内で勉強会…
わかる人にだけわかる商品
日本を動かそうとする人もいるし、世の中が変わることを望んでいる人もいる。 我が道を追求する人もいるし、しがらみから逃れようとする人もいる。 人によって求めているものが違うから、社会に対する姿勢が違います。 …
小さな会社ほどシステムを利用する時代になった
随分昔の話ですが、丹念に調べ上げたリスト上の顧客全員に「じゅうたん爆撃」のように営業を仕掛ける「ローラー作戦」を展開して成果をあげることができた時代も体験してきました。 ところが今は、ちいさな会社がこれをや…
作ったモノを欲しがらせるのではなく
さて、これから先どうしようか。 自社の将来を決めるにはトレンド(時代の流れ)や市場での重要な変化を追う必要があります。 冷静に観察してくださいね。 まわりの変化は自社にとって好都合なのか、それとも厄介なこと…
その前に、小さなテストを行う
やれることは何でもやってみよう。 これはこれで選択肢のひとつとしてアリですが、現状はこの方法だと効率が悪すぎます。 経費ばかりかかって、成果がまったくでないなんてことになりかねない。 やはり定石通りステップ…